今回のはぐれカフェ特集で 「私のカフェタイム」コーナーに登場してくださった お天気キャスターの菅井貴子さん(p87)。 取材会場になったのは、空の見えるカフェ・ド・ロマンでした
2階(上)の開放的な雰囲気とは違い、 1階(下)は森の中のような景色を楽しめます
毎朝天気予報をチェックしたり、撮影時がどんな天気なのかを調べたり… 普段の生活はもちろん、仕事でも気象予報士さんには大変お世話になっているだけに その仕事についてうかがえる絶好の機会! と思い、私は喜び勇んで(?)取材に向かいました。 まずびっくりしたのは、 「みなさんがテレビなんかでご覧になっている天気図っていうのは、 ごくごく一部、なんですよ。それぞれの時間ごとに天気図って20枚近くあるんです」 という菅井さんの言葉でした。 標高ごと、上空から地上までをタテに切った天気図などなど 膨大なデータが気象庁から送られてくるのだとか。 それらを検証し、数時間後の、あるいは明日の、そして一週間の天気を予報するそう。 菅井さんは、そのほかにも雲の流れの話など 素人の私にもわかりやすく説明してくださいました。 ちょっと聞いただけでも、大変なお仕事だということがひしひしと伝わってきて 「天気予報あたんないじゃん!」 なんて気軽に言っていた今までの自分が情けなくなったほどです。
菅井さんの予報士としてのキャリアのスタートは関東。 北海道は旅行などでたびたび訪れ、いつか住んでみたいと思っていたそうで、 札幌への赴任が決まったときは大喜びしたと嬉しそうにお話してくれました。 ところが、そのとき同業の先輩から 「北海道は日本だと思って行くなよ」 と言われたそうです。 「来てみて実感しました。北海道ってすごく予報が難しい。 それまでのキャリアで得た予測のセオリーみたいなものが、なかなか通用しないんです」
例えば、雪の予報。 湿気を含んだ関東の雪であれば、(簡単にいえば)雪雲の動きだけで 雪の降る地域を予測できるそうですが、 北海道の雪の場合は、軽くて風に飛ばされやすく、 雪雲の下で雪が降るということは、大変少ないのだとか。 天気図に示された雪雲の雪が、一体どこあたりまで飛んでいくのか 雲の動きに加えて、風の強さや方向なども深くかかわってきて 予測するのが大変難しく、今でも頭を悩ますところだそうです。 「本当に、北海道独特の天気っていうのがあるんですよ」
そうなのか〜。知らなかった〜。 天気の話をいろいろとうかがうたび、 なんだか世界が広がるようで、とても楽しい取材になりました。 北海道の天気の独自性については、菅井さんの著作本で詳しく触れられていますので 興味のある方は、ぜひ『なるほど!北海道の天気』(1300円 北海道新聞社出版)を ご覧になってみてみください。 (エッセイ風になっていて、とっても楽しく読みやすいですよ)
さてさて 「気象予報士になって、空の見方って何か変わりましたか?」 という私の質問に 「雲の形について理屈っぽくなりました。あの雲、クジラみたい… なんてメルヘンチックな想像はできなくなって、ちょっとさみしいかな」 と答えてくださった、かわいらしい(失礼?)菅井さんですが、 実は、見かけによらず、かなりアクティブなお方で、 結構な武勇伝(?)も聞かせていただきました。 その話はいずれ、また。
(みさと)
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3月25日に「HO」最新号が発売になりました。 みなさん、ご覧になっていただけましたでしょうか。 桜の名所とその土地で今しか食べられないおいしいものをドドンと紹介しております。 東京などではもう桜が咲いて、満開のところもあるとか。 ゆっくり到着する桜前線に乗り遅れないように、みなさんも「HO」を見てお花見計画を立ててくださいね。
かくいう私は、今年も円山公園の桜を楽しみにしています。 広い園内を歩きながら桜を眺めていると、心の中までピンク色になるよう。 そして、北海道神宮まで足をのばしお参りしたら、次は円山さんぽです。 円山はおいしいお店、おもしろいお店が多くて、何度行っても新たな発見のあるマチですね。 大好きなお店もいっぱいあるのですが、その中でも私のお薦めは本誌p109でもご紹介している「北の和菓子 四代 嘉心」さん! 箱いっぱいに敷き詰められたゴマの中から、もっちりとしたお団子を発掘していただく「づくめ団子」が評判のお店です。 誌面ではゴマの上に真っ白なお団子が乗った写真を使いましたが、実際のイメージとしてはこういう感じです……。
やわらか〜いお団子とたっぷりのゴマがなんともいえないコラボレーション! このほんのり甘いゴマがまた絶品で、ゴマだけでも十分おいしくいただけます。 が、親切なことに、このゴマを使ったゴマ和えやゴマトーストなど調理法が一品書かれた紙が箱の中に入っているので、最後まで余すことなく食べきることができるのです。 一度で二度も三度もおいしいこのお団子、午前中で売り切れてしまうこともあるので、早めに行ってご購入くださいね。 なお、「納得のいく状態で提供したい」とのことで、ネット販売などはなく店頭のみの取り扱いです。
600円
くどさのない、飽きのこないおいしさは、他の商品でもいえることです。 創業当時から使用している型を使って作る落雁は、和三盆の上品な甘さがすっと口の中で溶けていきます。 どら焼きや大島饅頭も、生地はもちろんのこと中のあんがまた格別です。 ほどよい甘さがクセになり、ついつい「もうひとつだけ」と手が伸びてしまう……。 季節ごとの商品もあり、円山を訪れるたびにおじゃましてしまうお店なのです。
これからの季節は桜の花びらをかたどった愛らしい最中も人気です。 桜見物とともに、花より団子を楽しんでみませんか?
北の和菓子 四代 嘉心 札幌市中央区南2条西20丁目2-20 営業時間:9:00〜18:00 定休日:月曜、第2火曜(祝日の場合は翌日)
(しずか)
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HO30号p91に掲載しております、 家具工房santaroのホームページが 都合により移転しました。
現在は http://www.santaroworks.net です。 HPをご覧になる場合は、ご注意願います。
見るからに座り心地がよさそうな椅子や 使い勝手のよさそうな家具が、HP上でもご覧になれます。 ぜひ一度ご覧ください。
(編集部) |
3月25日に発売になりました「HO 桜里のうまいもん号」p66でご紹介しました、新ひだか町静内の「お料理 あま屋」さんの記事で、エリアの部分が「浦河」となっていますが「静内・浦河」の「静内」が抜けていました。お店の関係者及び読者の皆様にわかりにくい表記になってしまったことを深くお詫び申し上げます。
その土地ならではの、とろける甘さの春ウニと軟らかくジューシーなひだかホエー豚が食べられるのは、静内の「あま屋」さんです。 浦河の手前の新ひだか町にあります。 読者の皆さま、地図を確認の上、間違えずに辿り着いてくださいね。
(編集部)
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去る3月12日、いろいろな意味で日本中をお騒がせしている、鳩山夫妻が札幌にやってくると聞いて、即座に取材に駆けつけてきました!
場所は札幌PARCOさん。到着してみると、そこはあの、ビートたけし編集長、所ジョージ副編集長のスクープマガジン「ファモーソ」の世界が広がっているではありませんか!!
なぜここに鳩山首相が?と待っていると、10時オープンと同時に幸夫人らしき人物とともに登場!ファモーソ3発売の記念に鳩山首相の本拠地、北海道を盛り上げるべくやってきたのだとか。
PARCOに来たお客様を丁寧にお出迎えし、「鳩山を見捨てないでくださいと!」と総選挙並みの懸命なアピール。
ここまでの飛行機代をお母様にもらってきたなど、ご本人並みのエピソードを明かしてくれました。ご本人並み? というと・・・皆さん、もうお気付きですよね。この方は、「鳩山由紀夫」首相ではなく、「鳩山来留夫」さん、「幸」さんではなく「似幸」さんご夫妻です!どうやらビートたけしさんから「北海道はお前に任せた!」と言われ、友愛を広めるべくやって来たのだそう。前日の夜には、似幸夫人に内緒ですすきのへ繰り出し、友愛を広めてきたそうな。この青マネキネコ祭にはその名の通り、青マネキネコ神社も建立しています。ちなみに、来留夫さんも青マネキネコストラップをつけて行ったところ、早速ご利益があり、すすきのでモテモテの夜を過ごしたそうです。
こちらの青マネキネコ祭では、プライベートでたけしさんが所さんに贈った絵や、くだらなーい二人の遊びから生まれた貴重なグッズなど、ここでしか見ることのできないお宝が盛りだくさん。お宝なのか? と一瞬疑ってしまいますが、これは間違いなくお宝です! グッズの販売もしているので、今こそ手に入れるチャンスです!
(まなみ) |