3月25日に「HO」を発売するべく、着々と作業を進めています。 気を抜くと長〜いまばたきをしてしまい、夢の世界へ旅立ってしまうこともありますが……。
そんなあわただしい毎日の中、仕事の原動力になるのは取材先でいただく「笑顔」です。 自分の進む道にまっすぐだからでしょうか。 みなさん、とてもいい表情なんですよ。 そして懐が深い。 どんなに寡黙な方でも、自分の作品を語る時は雄弁になり、笑顔もこぼれます。 実際に手に取らせてくれたり、食べさせてくれたり、聞くだけではわからないことを教えてくれるんです。 特に食べ物の場合はほとんどの所で「味わかんないと、いい文章書けないでしょ」と食べさせてくれ、時にはお土産をくださいます。 本当にありがたいです。 自分の文章で恩返しできているのか、とても不安……。
今回もいただいたお土産を、社内みんなでありがたく夕食や夜食にしています。 年も好みもいろいろで、個性たっぷりなメンバーなのに、食べ物を囲む時の心は一つ。 笑顔で「これが一番好き」、「これ、チーズを合わせたいね」「あ、それいい!」と大盛り上がり。 そして食べ終わるとまた、自分の仕事に向かうのです。
取材先でいただいた「あたたかい気持ち」や読者の期待を胸に、今日も1日がんばります!
(しずか) |
いつも格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。 おかげさまで、地域医療情報誌「ホームドクター」は、創刊から6年目を迎え、いまでは全道で80万部を発行する媒体となりました。観光情報誌「ぶらら」も札幌市内のホテルの9割に受け入れていただき、札幌の旬のガイドブックとして定着しております。また、北海道発見誌「HOほ」も視点の面白さ、情報の深さを評価していただき、着実に認知度を広げつつあります。これもひとえに、皆々様のご支援の賜と深く感謝申し上げます。
さて、このたび、財界さっぽろから「ホームドクター」、「ぶらら」、「HOほ」3誌の事業部門および出版権の譲渡を受け、新たに株式会社ぶらんとマガジン社として出発することとなりました。スタッフは全員がそのまま移籍し、事務所も同じ財界さっぽろビルの4階になります。 これを機に、さらなる誌面の充実を図り、ご参加いただくクライアントの皆様、読者、地域の皆様によりかわいがっていただける媒体に育てたいと思っております。なにとぞ、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
2月吉日 株式会社ぶらんとマガジン社 代表取締役 大鹿 寛
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地下鉄南北線「麻生」駅のすぐ近くに 白と赤のひときわ目立つ看板のたこ焼き屋「米たこ本店」さんがあります。
HO最新号(vol.22)の取材に協力して頂き、 そのとき掲載したたこ焼きがぷっくらまるまるとしていて 食いしん坊の私の食欲をそそりました。
これは早く食べてみなきゃだめだと思い、 私の好きなチーズが入っている「たこチーズ」550円を購入してみました。
英字新聞につつまれたたこ焼きはほこほこあたたかい。 まるで焼き芋みたい。 少しでも暖かさを逃さない為の工夫かな、 そんな心遣いも嬉しいですね。 包みを取ってみるとまるまると黄色に輝くたこ焼きが8個!! そしてたこ焼きをつつむようにチーズがとろーり! 「これはチーズ好きにはたまらん!」
たこ焼きをほくほくしながら、大きな口でぱくり。 チーズの風味と、中のもちもちとしたたこ焼きの生地が口の中で広がりました。 うぁ!新鮮! 米粉を使った生地なので餅米に近い味がしたのです。 そしてたこ焼きにかかっているソースはチーズの味を邪魔しないくらいの濃さでちょうど良く、すぐに気に入ってしまいました。
8個も一人で食べられるかなぁなんて思っていたら、 あらら・・・あっという間に完食。 決して私が大食漢なわけでもたこ焼きが小さいわけでもないのです。 どちらかというと生地と具がぎっしりつまっており、 ずっしりとしたイメージなんですが、 ソースがしつこくなくて何個でも食べられるのです。
たこ焼きは大満足でしたが、心残りが一つ・・・。
夢中で食べてしまってせいで、たこ焼きの上にかける削り節を かけるのを忘れてしまったのです。 「米たこ」さんごめんなさい! 今度はゆっくりちゃんと削り節もかけていただきます。
「米たこ本店」 札幌市北区麻生町2丁目3-10 司ビル
さっち |
「HO vol.22」が発売になって、2週間が過ぎました。 いまだかつてないハードなスケジュールで、どう作り上げたのか記憶が抜け落ちている部分もあるのですが、予想以上に好評を得てうれしい悲鳴を上げています。
そんな「HO」の締め切り終了後から、事務所の引っ越しをしていました。 1階上のフロアに移動するだけにも関わらず、限られた人数ということもあり大仕事です。 通常の仕事も意識しつつ、まずは環境作り!と作業を進め、ようやく普通に仕事を進められるようになりました。 柱と窓しかないだだっ広いフロアだったのに、すっかり事務所らしくなりましたよ。
この事務所で私が1番気に入っているのが、エレベータを降りて入口から事務所までの廊下部分です。 これまでの「HO」バックナンバーと在庫が並べられたラックがあります! 一目でバックナンバーが確認できます!
このラックのおかげで、飛び込みでバックナンバーを買いに来てくださった方にも、選んでもらいやすくなりました。 私たちも実際に本を読んでくださっている方々の話を聞けてうれしいです。
「HO」のバックナンバーの購入は書店さんで注文するか、直接会社に連絡をいただくほか、足を運んでいただければ実際に手にとって選ぶこともできます。 ジュンク堂札幌店(札幌市中央区南1条西1丁目8-2 丸井今井南館/電話:011・223・1911)でも、バックナンバーを扱ってもらっています。 どうぞよろしくお願いします。
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「年のせい」と言われるかも知れませんが、最近は肉より魚が好きです。 もともと魚は好んで食べる方だったと思いますが、この魚好きに加速がついたのは、あるお魚屋さんとの出会いがきっかけです。
かつては「専門店」ってなんとなく高そう、というイメージがあった私。でも、この魚屋さんに出会ってから、「専門店は安くて、いいものが手に入る場所」という認識に変わりました。 そしてなにより買い物が楽しい。 お腹ぷっくり、肌がピカピカ、そして目の透き通った魚たちが店頭にゴロゴロ寝ころんでいるのを見ているだけだって、とにかく楽しいのです はっきり言って、それまで「魚といったらホッケ、サケ、サンマ」くらいの知識しかなかった私にとって、そこはまさに新しい出会いの場でした。 つぶらな瞳が可愛いゴッコ、男らしい八角、唇が色っぽいアブラコ、常に降参のポーズをとっているカジカ(店頭ではいつも仰向けなので)、手作りロウソクみたいなクジラの脂、色白ムール貝・白貝、正体不明のカスベ……
最近の一押しはソイ(写真は黒ゾイです。このほかもうちょっと安めの青ゾイというのもいる)です! 甘くて脂がのってて、刺身もいいし、アラが多く出るので汁にするのもいいと言われました
「これ、なんていう魚ですか? どこで捕れるんですか? どうやって食べるんですか?」 まさに小学1年生並の私の質問にも、ニコニコ丁寧に答えてくれるお店の人とのやりとりだって、買い物の楽しみです。知らない魚介を思い切り試食させてくれたり、料理のコツを教えてくれたり、下処理をしてくれたり。だんだん顔なじみになってくると、魚の好みだって把握してくれます。 「この魚は結構こってりしてるから、きっとおねーさん好きだわ」 とか 「これは煮魚にする魚だから、おねーさんとこはあんまり食べないかも知れない」 とか。ときには 「おねーさんとこの好きな海草入ったよ!」 なんて電話がくることもあって、そんなこと言われたら 行かないわけにいかないじゃない!
その魚屋さんに通うようになってから、私のお魚ライフは一気に豊かになりました。 食べたことがなかったソイやキュウリのおいしさも発見できたし、ホタテやタラ、マス、それまでさして美味しいと感じていなかった魚介も、今では思い出すだけでよだれがだらだら流れるほど好きです。
魚屋ワンダーランド。今号のHO片手にぜひ、市場の魚屋を楽しんでください。
(みさと) |