HO12号でもお世話になった、札幌軟石文化を語る会の佐藤俊義さんが個展を開催いたします!
石蔵スケッチ展 11/4(火)〜15(土) 10:00〜17:00(最終日〜16:00) 日曜定休
ギャラリー パレ・ロワイヤル 札幌市豊平区月寒中央通9丁目3-36 地下鉄東豊線「月寒中央」駅徒歩4分 電話:011・852・0995
佐藤さんが描きためてきた、札幌軟石でできた古い建物のスケッチが展示されます。 11/8、15の午後は、佐藤さんも会場にいらっしゃるそうなので、さらに詳しい話を聞くことができます。 一度お話を聞くと、散歩をしていても「あ、これ軟石かも?」と気になるようになりますよ〜。 見慣れた風景でも、ちょっと見る目が変わるはず。
身近なところで芸術の秋、してみませんか?
(しずか) |
雪虫がもうずいぶん飛んでいるようですが、札幌周辺はまだまだ気温も高く、お出かけ日和が続いています。
HO20号、おかげさまで売れ行き好調です。今回、取材に行かせていただいた中で「以前に別の特集で小さく取りあげた店を再取材」というお店が2件あったのですが、その両方で「以前載せていただいた後に感じたことだが、『HOを見て来た』というお客様は、皆さん本当に品がよくてよいお客様ばかりで、とても感謝している」と言っていただきました。本当にありがたいことだと思います。
ところで、話はまったく変わるのですが。 私の家は集合住宅なのですが、昨日、上の階の奥さんにお会いしたところこんなことを言われました。
「先週の日曜、主人は出張で不在、自分も体調が悪かったため、土曜から新聞も中に入れずドアにささったまま寝ていた。すると、カギをかけていたにもかかわらず、いきなりドアを開けられた。チェーンをかけていたので入られず、しばらくドアをガチャガチャした後、逃げたが、本当に怖かった。警察を呼んだところ『この辺は特に空き巣が多い。プロはどんなカギでも開けてしまうからあってもなくても同じ。見回りも強化しているが気をつけるように』と言われた。お宅も先週末は、不在だったようで、新聞がそのままだったけれど大丈夫だったか???」
家の周辺は空き巣が多発というのは前々から言われていて、昨年、全戸でカギをよりピッキングに強いタイプに総替えしたのですが意味はなかったということです。
と、いうわけで、家の中を総点検しましたが、通帳も印鑑も子どもの貯金箱もそのままで、特に荒らされた形跡はなく…。
が、しかし。
今朝ふと気づいたのですが、つい先日買ったばかりのトイレットペーパー(12ロール入・特売品)が、あと4ロールしか残っていないのです。おかしい。どう考えてもおかしいです。まさか…? 我が家で一番価値がありそうに見えたものは、これだったということなのでしょうか???
(ひろみ) |
「そばを食べるときに、音を立ててすするのはマナー違反ではない」というコラム(20号p93)は読んでいただけましたでしょうか? 単純に「そう食べるのが通例だから」というのではない意味がちゃんとあることを知って驚き、今度からは本気で、真剣に、思いっきりよくゾゾーっと音を立ててすするぞ! と決意を新たにしたところです。
実をいうと、そう知る前から私は豪快に音を立てて麺類(パスタを除く)をすすっていました。 なぜなら
「麺を一気にすすると小顔になる」
と人に教えてもらったからです。
ご存じとは思いますが、顔にはたくさんの筋肉があります。 その中の一つに、耳の付け根というかほお骨の下辺りから、唇の端に向かってのびる大きな筋肉があり、この筋肉を鍛えると頬のたるみが解消されるらしいのです。 また、唇の周りをぐるりと囲む筋肉もあり、この筋肉が鍛えられると口元のシワがなくなるのだとか。 実は、麺を一気にすする、というはこの両方の筋肉を鍛える「運動」でもあるのです。 さらに! 一気にすするためには肺活量が必要になり、その上、喉(のみ込む力)も強くなくてはならないので、身体の老化が進んだ人には困難なのだそう。 つまり、ゾゾーっと一気にすすることは、喉や肺を鍛え、身体の老化を防いでくれるのです。
おまけに、そばならルチンや食物繊維もたっぷりで身体の中や肌も綺麗にしてくれるし(詳しい効用については20号p100-101をご参照下さい)、いうことなしじゃないですか!
熱かろうが、つゆが飛び散ろうが、なりふり構わず、思いっきり豪快に ゾゾーっとそばをすすって サラバ! 老化、たるみ、シワ! ようこそ! 健康で美肌な小顔の私! そばってさいこーだぁ。
連日の取材で、2枚も3枚もそばをゾゾーっと男らしく(?)すすっていた私が、小顔になっていないのは、たぶん、まだ効果が出てないだけだと思いますが……
(みさと) |
今回のそば特集、こぼれ話を一つ。HOの80ページに登場いただいている平取の「藤」。 この店名にぴんと来た人も多いでしょうが、札幌の有名店だった藤そば(そば藤とも呼ばれた)の平取店なのであります。
長男が札幌、3男が平取、4男が苫小牧で、その味と心意気を伝播していましたが、残念なことに札幌はご主人が亡くなられて閉店となりました。3年位前だったと思います。札幌では子供の小指くらい太くて、長いの短いのが混ざった不揃いな手打ち田舎そばが味わえました。手打ちのそばを出すところはほとんどなかった時代、初めて食べた時の衝撃は今も忘れません。こんなそばを食べさせた店は後にも先にもここだけでしょう。札幌のうまいそばといえば真っ先に名前のあがる店でした。 また、国鉄総裁が札幌に来た時に出向き、「これはうわさ以上にうまい」と目を細めたという逸話も残っています。 「〜まずかけ、もりを食べてそばだけ味わって。〜うちのかしわは地鶏を使っているからかたいんだ。〜輸入そば粉は一切使用しない」とにこやかに語っていた店主の姿が浮かんできます。思い出しましたが、南3条時代、通りに面したガラス窓から、そば打ちをしている姿を拝見することもできましたね。
子供の頃、母親が何百人もの従業員に徹夜でそばを打って食べさせるのを見て、それを手伝っているうちに、おいしいそば作りのこつを覚えたそうです。だから、そばを打っている時には常にあったかい母親の姿が頭の中にあるはずで、これはまずいわけがなかろうし、仕事に嘘偽りがあるはずもない。平取、苫小牧も同じだと思います。
インターネットがなかったあの頃のそば店のひとつ、山福は閉店しましたが、東家、霧の下、まるき(旧まるき本店)はまだ健在です。札幌のそば文化の歴史を知ると、今回の特集も一段と面白く読んでいただけると思います。
藤そばのことは、意外に知られていないようなので紹介しました。 画像は小社が1974年に発行したガイドブックに載せていただいた広告(上)と、4店舗になった時代のマッチの図柄(下)です。「正真正銘」に心打たれます。
(まりも)
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今号そば特集の中の「素人そば打ち体験」(P56) みなさんはご覧になっていただきましたでしょうか。 はっきりいって料理があまり上手ではない、どちらかというと食べられれば何でも良い!という雑食系の私が初めてそば打ちを体験しております。
そば打ち指導をしていただいた岩田さんは丁寧にやさしく教えてくれるので、初めてそば打ちした私でも安心して打つことができました。 最初は楽しく雑談をしながら打っていましたが、最後の生地を切る工程のときにはほとんど何もしゃべらないくらい夢中になっていました。
あまりにも自分でこねた生地がいとおしくなって、練り込み作業が終わった後でカメラマンに撮ってとお願いした一枚。
私にはこんなふうに見えました・・・かわいい
そんなそばがおいしくないわけがありません。 こんなに自分のつくった料理がおいしくて、感動したのは初めてです。 そば家さんに行ってプロが打つそばの味を味わうもいいけど、 自分でそばを打ってそれを食すのも一興じゃあーりませんか。
※ファームいずみという農家直売所の中におそば屋さんがあり、その中でそば打ち体験ができます。また、人数が多い場合はそば打ちの指導をしてくださる岩本さんの農場内で行います。ファームいずみには新鮮な野菜がたくさん!スーパーで買うよりも断然お得です。
ふれあいファーム内で販売しているそば団子です。そばの風味があり弾力があっておいしかったです。
岩田さん!とても親切に教えていただきありがとうございました。 そして、ごちそうさまでした。
(さっち)
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