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TOHOHO日記
ECOでクリスマス
2010.11.18
街は少しずつクリスマスムードが漂ってきていますね。
気づけば、あと一カ月で年末です。

皆さんはふだん、ペットボトルのキャップはどうされていますか?
「そのまま燃えないゴミ、資源ゴミに捨てている」
「一応取っておいてはいるけれど、どうすれば良いか分からない…」
そんな方もあるいはいらっしゃるかもしれません。

シェラトンホテル札幌では、
2010.11.3(水)〜2010.12.25(土)の期間中
透明な巨大ツリーのケースにペットボトルのキャップを入れて完成させる
「エコキャップツリー」を1階のロビー中央に展示しています。


初日だけで、なんと1万個も集まったそうです!

キャップをプラスチック製品用素材に再資源化し、
それらを売却することにより得た利益は、世界の子どもたちの命を救うワクチン購入のため、NPO法人世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)に寄付されます。

キャップ400個が集まれば一人分のワクチンが購入でき、
更にキャップを焼却に伴うCO2排出量を3150グラムも減らすことができるんです。

どなたでも参加できるイベントなので、ボトルキャップを捨ててしまう前に
エコキャップツリーを完成させてみませんか?

ツリーはホテルのロビー中央にあるので
キャップを入れるだけでも気軽に訪れることができますが、
「HO」の日帰り温泉クーポンを利用したり、
ホテル1階のベーカリーショップ ノースクレスト(営業時間:7:00〜19:00)
にて12月25日まで限定販売している、イチゴと生クリームたっぷりのクリスマスケーキ「ノエルの森」のほか、12月1日から発売する、オリジナルシュトーレンとツリーや長靴をかたどった可愛らしいクッキーを味わうのもお薦めです。

話は変わりますが、
4人家族の場合、入浴時に排出されるCO2の年間量はおよそ1トン(!)にも上るそう。
でも、多くの人が月に1回でも銭湯や温泉を利用することでCO2の排出が削減でき、温暖化が防げます。
みんなで一つのお風呂に入れば、エネルギーも水も無駄なくシェアできるからだそうです。

エコキャップ運動に参加して温泉も入れば、
心も体もポカポカ、みんなニコニコになれちゃいますね(*´∀`*)

シェラトンホテル札幌
札幌市厚別区厚別中央2条5丁目5-25
電話:011・895・8811
http://www.sheraton-sapporo.com/


(みほ)
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生命の神秘
2010.11.11
10月28日、紀伊国屋書店札幌本店1階にて
ドキュメンタリー映画「うまれる」の企画・監督・撮影の豪田トモさんと、
ドキュメンタリー漫画「義男の空」の制作、出版元である(有)エアーダイブ代表の田中宏明さんが、
書籍「うまれる」と「義男の空」最新刊の出版を記念したトークライブ
〜うまれるということ、家族ということ〜を開催しました。

※「義男の空」は、田中さんの次男が「水頭症」という難病にかかったことから出会った、とまこまい脳神経外科の小児脳外科医・高橋義男さんと、家族の物語を描くドキュメンタリー漫画。2008年に第1巻を自費出版。道内50店舗の扱いから、自らが行脚し、現在最新刊の第4巻は全国約360店舗に拡大中。毎刊売上部数を伸ばしている話題の一冊です。


左が「うまれる」の監督、著者・豪田トモさん、右が「義男の空」の著者・田中宏明さん
ともに1973年生まれで、作品で“生”のテーマを扱うなど共通点も多い二人


自分は愛されているんだろうか…
自分は本当にこの両親の子どもなのだろうか…
物心付いた時からそう思っていたという豪田さん。

「両親は不仲だった上、弟が障がいを持ってうまれたこともあり、
母親は弟のことで精一杯、父親は仕事で精一杯。
だから、僕は親の愛情というものを知らずに育った気がしていました。
自分の存在価値が分からなくなり、結婚や子どもを持つことに
全く夢を描けませんでした」
といいます。

ところが3年前のある日、仕事で撮影を頼まれた産婦人科医の池上明先生の講演会で、
「3歳前後の子どもの30%に『胎内記憶』がある」
「赤ちゃんは雲の上で親を選んで生まれてくる」
という話を聞き、
「自分は好きで生まれてきたんじゃない」し、
「子どもは親を選べない」と思っていた豪田さんは
驚きと大きな感動で、しばらく手の震えが止まりませんでした。
そして、『うまれる』ということを映画にしたい
と思ったのが、この映画を作るきっかけになったそう。

「それから3年あまり、何十組ものご家族、ご夫婦を取材・撮影させていただきましたが、
妊娠・出産のことを知れば知るほど、その奥深さと神秘さに圧倒されました。
映画作りを始めてから、両親との関係は劇的に良くなり、
30年以上かかったけれど、やっと『家族』になれたような気がしました。
親に対して否定的な感情を抱いている人、仲違いをしている親子、
子どもを産み育てることを躊躇している方など世の中には様々な葛藤を
お持ちの方がいらっしゃると思います。
そんな方たちに、僕が得たポジティブな変化が訪れたら…
そう願いながら、カメラを回し続けました」。

そして、この映画には、4つのご夫婦が登場します。
●両親の不仲、虐待の経験から親になることを戸惑う夫婦
●完治しない障がいを持つ子を育てる夫婦
●出産予定日に我が子を失った夫婦
●子を望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦

思わず目を背けたくなるような、心がギュッとなる場面もいくつかありました。
でも、どのご夫婦も、観ている私たちがハッピーになるくらい堂々とした素敵な笑顔なのです。

「どれも重いテーマだったため、暗くしようと思えばいくらでもできたのですが、
観終わった後は、映画館をスキップしながら帰れるようなポジティブな作品にしたくて。
僕が運営しているHPで出演してくださるご夫婦の募集をかけたら、200組もの応募があったんですよ。中には海外の方もいらっしゃいました」と監督。

ここで約40分間のトークライブが終わり、合同記者会見に移ります。
せっかくの機会なので、思い切って監督に質問をさせていただきました!

「ご…豪田さんは、今まで数多くの出産に立ち会ってこられたとのことですが、中でも一番思い出深いシーンなどは、ありましたか?」

こんな私のつたない質問にも、豪田監督は快く答えてくださいました。

「ん〜と、答えになっていないかもしれないのですが…
僕のパートナーが、涙ぐみながら『これ見て』って、小さなエコー写真を見せてくれたことです。仕事で出産に立ち会うのはもちろんとても感動しますが、1番は決められません。
でも、自分の子どもができたと知った時は本当に、純粋にうれしかったですね。
…こんな答えで大丈夫ですか?(笑)

最後に、
児童虐待や育児放棄などの暗いニュースが多いこんな時代だからこそ、
原点に返ってこの映画を観て欲しいと思います。
うんでくれて、ありがとう。
うまれてきてくれて、ありがとう。
全身の細胞全部で、そう感じていただけたらうれしいです」


と、ニコニコ話す豪田さんをはじめ、
会場は終始穏やかな空気で包まれていました。



映画「うまれる」は
11月20日(土)シアターキノにて公開されます。
http://www.umareru.jp/


ここだけの話ですが、この映画を観た日の夜は
妙に父と母にベタベタしちゃいました(「何言ってんだ早く寝ろ」と軽くあしらわれましたが…シュン)
私を産み、ここまで育ててくれた両親に感謝です。
「うまれる」って、素晴らしい。
そう思わせてくれた104分でした。

(みほ)
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増毛山道
2010.11.10
ブログを「お手紙紹介」のようにしてしまっていますが…。

以前取材でお世話になった、「増毛山道の会」事務局の方からのメールです。札幌では、初雪の後、雪はもう解けましたが増毛の山中ではもう雪景色なのですね。

江戸時代、増毛〜浜益間にあった山道の復活を目指す「増毛山道の会」では、この山道を造った伊達林右衛門のご子孫や増毛の測量会社の社長さんが中心になり、山道復活を目指しています。測量のハイテク技術によってかつてのルートを探りあて、現在は、山歩きや草刈りといった地道な作業、復活後の活用方法の検討などを行っています。新会員募集中ですので、興味のある方はぜひホームページなどをご覧になってみてください。もちろん私も会員です♪


増毛山道の会(入会案内)

http://www.kosugi-sp.jp/sando/01.html


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増毛山道の関係者の皆様へ


11月1日(月)に、降雪前に山道の完成度を見る作業がありました。留萌振興局より3名と増毛山道の会より5名参加し、別苅入口より岩尾の終点まで16kmを通して歩きました。天候は曇りから小雨でした。時間は、朝の7時に別苅口を出発し、途中深いところで10cmの降雪がありましたが岩尾到着はちょうど午後3時でした。来年度の一般解放に向けての課題を検討しながら歩きました。看板や歩きにくい個所の整備、橋や階段の設置等もう少し手入れすべき個所をチェックしました。眺めは、暑寒別山塊の暑寒別岳から群別岳、浜益岳、雄冬山の山頂付近はすでに雪景色でした。葉もすっかり落ち、天狗岳の麓標高700mを通るル−トからは、裸の梢越に山の表情が右から左へと少し薄日の差す曇り空の下、変化していきます。右側は頭上に天狗岳の稜線が迫り、岩や笹緑の急斜面が春スキ−の滑降を誘います。

環状林道を越えた辺りより、山道に薄く積もった雪にクマの足跡が続きます。鹿、狐、クマそして我々の足形が出来て行きます。今朝早くの通過でしょうか。岩尾側に降りて行くと子ども連れの親子の足跡。子グマの足跡は紅葉の葉のようで、孫の手にも似て、とても愛らしかったです。これから親子で、来年まで穴の中で命を燃やし続けます。クマの手形を添付いたします。

クマについては、伐採している間は殆ど気配を感じませんでした。秋になり、冬のための捕食活動に入りだす頃から糞等をたまに見ました。入山は複数とベルや笛等の対策をして歩けば、先にクマの方から避けて行きます。道内の山にはどこでも棲息しますので、増毛山塊に限った事ではありません。

それともう一つお知らせいたします。添付ファイルにあります「降りてゆく生き方」上映について、増毛山道の会として協賛いたしましたが、報告が後になりましたことどうかお許しください。来年の2月20日に留萌で上映いたします。映画館で上映せず、地域に受皿が出来れば放映するシステムをとっています。「縄文期の生活に我々の暮らしを戻せ」。「今世紀中に地球温暖化により人類は滅亡する」。そのための小さな一歩を踏み出すきっかけになればと映画は言っています。武田鉄矢主演でアップテンポで進行し、ただ見ているだけでも面白いです。地元での地域起こしの中での出会いでした。


増毛山道の会事務局 拝




(ひろみ)
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きまり丼=完璧丼?!
2010.11.5
どこを開いても、麺・麺・麺…
という麺好きにはたまらない、HOの最新号『麺喰う旅 第1弾』が発売されました。
みなさんご覧になっていただけたでしょうか?
ラーメン、うどん、そば、パスタまで、麺と名のつくメニューが
てんこもりの一冊で
「麺好きってわけじゃない」という方にもお気に入りの一杯が見つかるのでは
と思っています。

「意外な店の評判ラーメン」のコーナーでは、
ラーメン屋じゃないのに、おいしいラーメンを出す店を集めて紹介しています。
取材した「金太の金太」さんは、焼肉屋だけどラーメンも評判。


↑「金太の金太のホルモンはサイコー」という小樽市民は多いはず

というか、ラーメンだけじゃなく全てのメニューが安くて、おいしい店なのです。
焼肉以外のメニューの多くは、13年前のランチタイムオープンに際して、
素早くできてお腹一杯になる料理を、と開発したものだそう。
「専門じゃないからって言って、まずいもの出したくないし、
味にはこだわり持ってやってるからね」と、店主の大坂紀雄さん。
誌面でもラーメンの味噌味は、完成までに3年かかったと書きましたが
その他のメニューも、食べ歩きを繰り返して構想を練り、
何度も試作して作り上げた味ばかりなのです。

特に、ランチ限定「きまり丼」はこの店のランチメニューの代表選手。
ご飯に、炭火焼きした豚バラ肉と目玉焼き、キムチがのったボリュームたっぷりの丼です。

それにしても「きまり丼」って面白いネーミングだなぁと思い、
命名秘話についてうかがってみると
「実はねぇ、この丼のソースの味が決まるまでに1週間もかかってね。やっと味が定まったときに『よし!これで味は決まりだ!』って思ったから、この名前になったんだよね」。
三つの具とご飯に絡んだとき、甘み・塩味・酸味・辛みがバランスよく味わえるソースというのが本当に難しかったそうです。
調合を微妙に変えながら、さまざまなソースを作り、1週間試食しまくったとか。
「ほんと、きつかったよ〜。毎日毎日同じ丼なんだもん」
当時から店を手伝っていらっしゃったお姉さんと顔を見合せて笑いながら、
開発の苦労を話してくれる姿が、なんだか清々しかったです。

早速いただいてみると、本当にバランスがいい。
見た目はかなり脂っこそうに見えますが、
ソースに酸味が利いているうえ、
豚バラは網焼きしてしっかり脂を落としているので脂臭さがないし、
おまけにキムチの辛みが口の中を爽やかにしてくれます。
そして半熟の卵が全体に絡むと甘みとコクも味わわせてくれる…。
最後まで飽きずに食べることができるのです。
いや、これはおいしかった。ほんと。
その上、安いって完璧じゃないですか!
きまり丼は完璧丼だぁ!!
…なんて、紹介にもついつい熱が入ってしまうくらいのおいしさでした。

学生さんや、体が資本の仕事をしている人など
たくさん食べる人の代名詞のようなお客さんが多いというこの店。
「俺も若いころはよく食ったからね〜。たくさん食べる人の気持ちがわかるのよ」

そんな大坂さんが作る料理は、どれもボリュームたっぷりでおまけにコクと旨みが詰まっています。だけど、くどくない。
おまけに食品添加物はほとんど使用していないし、
本当にみんなの味方というお店なのです。

終始笑顔でお話ししてくださった大坂さん。最後に
「来てくれたお客さんが、しっかり飯食って、
昼からも仕事を頑張ってほしいなって思ってるのよ」
と一言。
食べる人への心遣いや愛情が、味にもボリュームにも値段にも込められているんだなぁと、
つくづく感じた取材になりました。


(みさと)
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雄冬続報
2010.11.4
先日、HO36号で掲載した雄冬についてブログを書いたところ、誌面にお写真を提供してくださった二村高史さんから、こんなメールと追加のお写真をお送りいただきました。

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(前略)

「ナンバーのない車が走っている」という話は、増毛のユースホステルで聞きました。そもそも雄冬に行こうと思い立ったのは、そこで「ぜひ行くといい」と勧められたからです。波浪注意報がでていたけれど、船は出航しました。沿岸を進むだけなんですが、通常の1.5倍ほど時間がかかったようです。途中の港に泊まった記憶はないので、直接雄冬に行ったのではないかと思います。その日の乗客は、同じユースホステルに泊まった北大生と地元のおばさんと3人だけでした。

雄冬に実際に行ってみると、車にもナンバーが付いていてがっかり(?)。でも、よく見ると、写真のようなナンバーなしの車もあったというわけです。ただ、走っているのを見たわけではなく、車自体もボロボロだったので、単なる廃車なのかもしれません。

民宿に1泊したのち、翌日船で増毛に戻ろうとしたら波が高くて欠航! 宿の人のアドバイスに従って、町外れから道路工事の資材を運ぶトラックに乗せてもらい、これまた増毛のはずれの大別苅というところまでたどり着きました。

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二村 高史 (FUTAMURA takashi)
http://www.dagashi.org/





なお、お写真に関しては「今回送ったなかには、建設中の国道の写真もあります。また、民宿の前での記念撮影で、一番右に写っている髪ボサボサで、いかにも70年代の学生風なのが当時の私です」とのことです。

ところで二村さんのホームページ「二邑亭駄菓子のよろず話」内のブログにある「スティーブ・ジョブズ『2005年スタンフォード大学卒業式祝辞』」には、本当に感動しました。回り道に見えても無駄なことなんてないのだ、と言えるのかもしれないし、ぼーっとしていたら無駄になりかねないことであっても、どこかで何かの形で生かしていけることは大切な能力なのだ、と言えるのかもしれませんよね。回り道したり、つまずいて転んでばかりの私ですが、めげずに今この時間を大切にしていこうと思います。

二村さん、本当にありがとうございました。

(ひろみ)

※写真提供:二村高史さん(1979年8月撮影)
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