ブックタイトルhac_de_kushiro

概要

hac_de_kushiro

●Hazel Grouse Manor●　標茶町虹別原野65-116-1　電話：015･488･3888　部屋数：8室　チェックイン／15:00、アウト／11:00　1泊朝食（2人1室）2万7000円～　レストランのみの利用も可　営業時間：11:00～14:00、18:00～22:00　定休日：水曜（夏季除く）　P 25台　たんちょう釧路空港から車で約1時間40分Hazel Grouse Manor ヘイゼル グラウス マナー　林を縫って延びるアプローチを進むと、木々の間からレンガ造りの重厚な建物が現れる。外国の城を思わせるこのホテルでは、くつろぎの時を演出するだけでなく、乗馬やカヌーなど、それぞれのスタイルでこの土地の自然を存分に体感させてくれる。　食事は地元の野菜や肉、近海の魚介類をふんだんに取り入れた目にも美しいフレンチ。驚くのは実際にホテルのハンターたちが狩りで仕留めたエゾシカや野ガモなどのジビエを味わえること。ハンターでもあるシェフの国本光一さんは、「いただいた命を無駄なく使い、素材の力を余すところなく引き出した料理でお客様に楽しんでいただきたい」と話す。自家菜園では無農薬で育てているハーブや野菜が出番を待つ。まさに地産地消だ。食材が持つストーリーまでもが楽しめる「ここだけの味」を、ゆったり堪能したい。日常を忘れて自然の中へ贅沢で豊かな時間がここに標茶ディナーコースは、アミューズから冷・温の前菜、メイン、デザートまで、どの皿も見た目や味わいが実にバラエティーに富んでいる。写真のメイン（手前）は尾幌で仕留めたエゾ鹿ロース肉のデュオ　山わさび風味　鹿のジュのソース（選んだ場合は追加料金１０80円）。臭みが全くなく軟らかであっさりした肉に誰もが驚くレストランへもエントランスへも通じるラウンジ。柔らかなソファに腰かけて食後のティータイムを満喫するのもいい緑の中にレンガ造りの洋館が佇む様子は、日本とは思えない景色。日頃の慌ただしさを忘れて贅沢な時間を過ごせる北海道の自然を体いっぱいに感じてほしいという思いから生まれたホテル。乗馬、カヌー、カヤック、渓流釣りなど、さまざまな体験プログラムが用意されている。ベテランのガイドが安全に案内してくれるのもうれしい11