>>レポート・20
四季折々の五稜郭を見守る 五稜郭タワー
五稜郭タワー
- 住所
- 函館市五稜郭町43-9
- 電話
- 0138・51・4785
- 営業時間
- 8:00〜19:00(12月21日〜4月20日は9:00〜18:00、12月1日〜2月末まで開催される「五稜星の夢」期間は9:00〜19:00)
- 閉館日
- 無休
- 展望料金
- 大人840円、中・高校生630円、小学生420円、小学生未満は無料
- タワーから特別史跡五稜郭を見下ろすと、星の形にくっきり見える
- マンションやビルが立ち並ぶ街並みの向こうに、函館山と津軽海峡が見渡せる
- 初代タワーは高さ60mだったが、現在は107m。タワー1階には開陽丸の模型や土方歳三、榎本武揚らのブロンズ像も展示されている
- 展望台へ上がるには、タワーチケットカウンターでチケットの購入が必要。カウンターを覆う錦絵は、五稜郭や函館の歴史が描かれている。館内は明るく開放的で、飲食店が入る2階から景色を楽しむ人も多い
五稜郭は函館開港に伴い、江戸幕府の命で建設された城郭である。日本初の洋式城郭で、星形のような五角形をしているため、この名前がついた。現在は堀の内側が五稜郭公園として無料開放され、春には約1600本の桜、冬にはイルミネーション「五稜星の夢」が風物詩となっている。
そんな五稜郭を見守るように建つ五稜郭タワーは、現在二代目。初代は昭和39年、五稜郭築城100年を記念して建てられた。多くの市民、観光客に親しまれていたが、老朽化に伴い平成18年に世代交代となった。初代より高さのある二代目タワーは、五稜郭の名前にちなみ展望台は五角形、塔の断面は星形をしているのが特徴だ。2階に分かれた展望フロアの内、展望1階は強化ガラスの床から地上が見えるシースルーフロアやカフェ、売店があり、展望2階は五稜郭の歴史を学べる展示スペースとなっている。ここでしか買えないオリジナルグッズも多数取り扱い中だ。
※HO別冊「あなたの知らない函館案内」より抜粋